昨年は出荷停止が続いた「お茶」。
今年は市場に出回っている。
検査方法が変わったためか?!
今年は市場に出回っている。
検査方法が変わったためか?!
●大人の常識 2012年06月13日
お茶のセシウム検査がいつのまにか変更され、続々と出荷中!!
http://blog.livedoor.jp/nihonmamorou/archives/52065053.html
(一部抜粋)
昨年、静岡茶や狭山茶のセシウム汚染がみつかり、出荷停止となりました。
当時は荒茶の葉をそのまま測定して1kg当たりのベクレル数が暫定基準値以下かどうかで判断していました。
この4月から食品の基準値は厳しくなりましたが、お茶は出荷停止が解除され、どんどん市場に出回っています。
セシウムの濃度が下がったのでしょうか?それもあるかもしれませんが、最も大きな要因は、4月からお茶の測定方法が変わったのです。
●大人の常識 2012年06月20日
【続報】お茶のセシウム検査がいつのまにか変更され、続々と出荷中!!http://blog.livedoor.jp/nihonmamorou/archives/52066257.html
お茶をお湯に抽出した場合のベクレル数ともとの茶葉のベクレル数の関係がわかる資料がありましたのでご報告いたします。
こちらのお店では、販売しているお茶が、そのまま食べる基準である100Bq/kgを下回っており、さらに飲用(お湯に抽出したものの値)としても低い、ということを示すために 検査結果および計算値を示しています。
飲用の値はあくまで計算値ですが、この関係式に基づくと、前回記事の狭山茶の飲用の値から茶葉の値を推計することができます。
表によると、茶葉でセシウム合算25Bq/kgの場合、お湯に抽出すると0.42Bq/Lになるようです。
下の説明にあるように、
茶葉の値÷60=飲用の値
つまり、飲用の値×60=茶葉の値
という式になります。
そこで狭山茶の飲用の検査結果は、
放射性セシウム計で5.7Bq/kgというのがあります。
お湯ですから1kg=1L、つまり5.7Bq/Lになります。
計算式にあてはめると、茶葉の値は
5.7×60= 342Bq/kg
現在の食品の基準値を大幅に超えます。
2012年度に入ってもこの程度汚染されているということがわかります。
●大人の常識 2012年07月24日
埼玉県のお茶を測ってみたらセシウム合算115ベクレル/kgを検出http://blog.livedoor.jp/nihonmamorou/archives/52071763.html
以前、「お茶のセシウム検査がいつのまにか変更され、続々と出荷中!!」の記事で書いたように、今年の4月からお茶の放射性物質の検査方法が、茶葉から「お湯に抽出したもの液体」の検査に変わりました。
しかし、基準値をクリアした液体の「お茶」のベクレル/kgからもとの茶葉のベクレル/kgを推計したところ、100ベクレル/kg以上という値が出たため(「【続報】お茶のセシウム検査がいつのまにか変更され、続々と出荷中!!」参照)、実際に埼玉県の茶葉をネットで購入して、測定してみました。
購入したのは6月で、今年の新茶(粉茶)です。
使用したのは全国の市民測定室なとでよく使われているATOMTEX社のAT1320です。
試料が300gと少ないためか、誤差が25.1Bq/kgありますが、結果は以下の通りです。
現在、一般の食品の基準値は100Bq/kgですので、くれぐれも茶葉をそのまま食べないようにしましょう。
●厚生労働省 2012年7月27日公表分
食品の放射性物質の検査結果について(第443報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002gh4i-att/2r9852000002gh89.pdf
千葉県八街市、富里市の茶(飲用)二番茶からセシウムを検出。