黒豆ご飯

Black soybean rice

Because this recipe soaks the black soybean in water for 10 hours, it takes complete about 11 hours.

黒豆を煎るレシピもあるが、
黒豆を水に約10時間浸し、完成まで約11時間かかる方法にした。

「水の量を何ccにするか?」
まずは、米の計算から。
米1合は種類などにより、150gより少ない場合や170g以上の場合もあるが、
料理の場合、白米1合 の重さは150gで計算されることが多い。
米1合 = 150g = 180cc
水1合 = 180g = 180cc
米だけを炊く時、
米の1.2倍が基準だから、米2合の水は、180cc×2×1.2=432cc。
黒豆分の水は、
1gの豆に1ccの水とすると、黒豆が100gなので100ccの水とした。
炊飯器に入れる水の量は、
米分432cc+黒豆分100cc=532cc。
「黒豆を水に何時間浸けるか?」
一晩浸けることにしだが、何時間かが分からない。
7〜8時間位でも大丈夫かもしれないが、
豆は時間がかかると判断して、10時間とした。
黒豆の浸液には、栄養素でもあるアントシアニンが溶け出す。

「米の事前準備をどうするか?」
米を磨いで、30分程度ザルに上げて水切りし、
その後1時間ほど水に浸す。という方法があるが、
炊飯器の取扱説明書は、洗米後のザル上げ放置はしないようにと記載してある。
米にヒビが入って、ご飯がべちゃつくらしい。
洗ったらすぐに、黒豆の浸液に浸けることにした。
「黒豆以外は、何を入れるか?」
白い米に黒い豆。黒い昆布と胡麻、
そして、ご飯の色が良くなるという赤い梅干しにした。

大満足の黒豆ご飯が出来上がった。

※米を黒豆の浸液に30分浸けたこと、豆の水分量、米の配分などが、klimt風。
<klimt風 Rice of the black soybean>
米2合の場合
・粳米[うるちまい]  (静岡県天日干し) non-glutinous rice 1.5合
・糯米[もちごめ]  (新潟県天日干し) glutinous rice 0.5合
・黒豆 (北海道) black soybeans 100g
・煎り黒ごま(ミヤンマー) roasting black sesame  小さじ1
・だし昆布 (北海道) soup stock kombu 一切れ
・梅干し(和歌山県) pickled ume 3ケ
・塩 (岡山県) salt 小さじ1
・酒 (京都府) sake 大さじ1

1、黒豆を洗い、約532ccの水に10時間程度浸す。
2、黒豆と浸した水を分け、まず炊飯器に赤紫色になった黒豆の浸液を入れ、米を磨いだらすぐに入れて、約30分放置。
3、浸液を少し汲み出して塩を溶き、酒も一緒に入れて混ぜて炊飯器に入れる。
4、黒豆を米の上に戻し入れ、最後に、黒ごま、だし昆布、梅干しを入れてスイッチオン。
5、炊き上がったら、すぐに昆布と梅干しを取り出し、全体を混ぜて完成。
6、取り出した梅干しや昆布も食べる。