竹輪の磯辺揚げ

Isobe frying of tubular fish meat
竹輪の磯辺揚げ Chikuwa no isobeage

“Chikuwa no isobeage” is a popular dish in Japan.
Tube‐shaped fish paste cake fried in oil and Japanese butterbur scape.
I feel that it is almost spring when I eat butterbur flower stalk.

竹輪の磯辺揚げというと、居酒屋のつまみやのり弁を思い出す。
一般的な「青海苔味」と「だし粉」を使った味の2種を作ってみた。
竹輪だけじゃ寂しいので、スーパーで売り残りのようだったフキノトウも揚げた。

「だし粉」を知ったのは、富士宮焼きそば。
焼き上がった焼きそばの上に、だし粉を振りかけて食べる。粉末状のイワシの削り節だけだったり、イワシやサバのミックスだったり、青海苔粉が入っている場合もある。静岡県では、お好み焼き、たこ焼き、おでんなどにもよく使われる。今回使ったのは、イワシ・サバ・青海苔のだし粉。

上の方が氷になった青首大根を収穫。
塩と大根おろしも皿の中に入れたくなったが、合いそうな器がない。
東のクマザサが目についた。笹舟を作って器にした。

蕗の薹を揚げ、そして竹輪、余った衣も揚げた。天かすとしてまた食べる。
竹輪も美味しいが、蕗の薹の苦みも大好き。もうすぐ春の予感。
塩と大根おろしは、味の変化を楽しめた。
衣に紅ショウガを混ぜたり、醤油やマヨネーズを入れても美味しいらしい。
<klimt風 Isobe frying of tubular fish meat>
・竹輪  tube‐shaped fish paste cake(tubular fish meat)
・蕗の薹 butterbur scape(butterbur flower stalk)
・あおさ sea lettuce
・だし粉 sardine, mackerel,  powder of the green string lettuce
・小麦粉 flour(weak flour)
・片栗粉 dogtooth violet starch
・卵 egg
・日本酒 Sake
・サラダ油 salad oil
・水 water
・塩 salt
・大根おろし grated daikon
・クマザサ striped bamboo(Sasa veitchii)

衣3種
A、蕗の薹用 卵/日本酒/冷水
B、竹輪用 あおさ/小麦粉/片栗粉/卵/水多め
C、竹輪用 だしこ/小麦粉/片栗粉/卵/水少なめ
※卵1個を衣3種に分ける。
※竹輪用は、小麦粉2:片栗粉1

「蕗の薹」
1、苞を広げて、小麦粉5:片栗粉1を薄く付け、余分な粉を振るう。
2、下面だけに衣を付ける。
3、160〜170℃で下面を揚げ、上面は2〜3秒だけで色を残す。
「竹輪の磯辺揚げ」
1、竹輪を切って、衣と混ぜる。
2、160〜170℃で揚げる。