NAVERまとめにまとめる前の原文を公開します。【土筆】春です!つくしを食べましょう!実録ツクシの佃煮の料理レシピ公開|貧困と贅沢が同居した料理


【土筆】春です!つくしを食べましょう!実録ツクシの佃煮の料理レシピ公開|貧困と贅沢が同居した料理
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Foods boiled down in soy of the field horsetail
This is cooking to feel the early spring
土筆の佃煮

つくしを食べた想い出
土筆を初めて食べたのは、16回目の春。慣れない横浜だった。
だから、土筆は、早春=青春の味。
鞘(はかま)を取り除くまでは知っていたが、その先を全く知らない。

つくしを見つけた!
土筆を発見!!!

持ち帰ったつくし
P1
さあって、どうしょう?

ハカマをとる
摘んで家に帰ったのは、午後2時頃。
ハカマを取り終わったのは3時近く。30分くらいかかった。

ハカマを取り除いた
P2
ここが一番大変な作業

黒くない佃煮が作りたい
つくし100gに対して、醤油50cc、みりん50ccで、じっくり煮て黒っぽい佃煮。
一晩、水に浸けてアク抜きとか、茹でた後に堅く絞って煮るという方法もあるが、「つくしを最大限味わいたい」と思った。

原型を留めたい
土筆の姿を見ながら、楽しみ食べるために、薄口醤油を使うこと!
調味料の量は少なくして、種類は多くして深い味で!
調理時間が少ない方が形が残り、歯ごたえも確保出来るはず!
鰹節もいいが、だし粉も!
と決めた!!!

今日、食べたい!
甘さ控えめで、味が薄めでほろ苦さのある、歯ごたえも残る土筆の佃煮を今日食べたい!

つくしの料理開始!
そして料理開始、午後4時過ぎに佃煮完成。

土筆の佃煮
<材料>
・つくし spore-headed shoot of field horsetail  100g
・濃口醤油 heavy soy sauce 大さじ1/2
・薄口醤油 thin soy sauce 大さじ1/2
・酒 sake 小さじ1
・蜂蜜 honey 小さじ1/2
・出汁 stock 大さじ1
・みりん sweet sake 小さじ1
・ごま油 sesame oil 小さじ1/3

<手順>
1、つくしのハカマを取り除く。
2、何回か水洗いし、汚れを洗い落とす。
3、熱湯で2〜3分茹でる。胞子で湯が緑色になる。
4、ザルに上げて洗った後、水に浸ける。何度か水をかえて20〜30分。
5、キッチンペーパーなどで、水気を吸い取る。(この後、約15分室内天日干しした。)
6、ゴマ油で軽く炒め、醤油、酒、蜂蜜、出汁を入れて、弱火で約15分煮る。
7、水気がなくなったら、みりんを足してさらに5分前後煮る。

土筆の佃煮
P4
あまりにも美味しくて
近所に配った

別の日の佃煮
今日も土筆を収穫。ハカマを取って200gちょっとあった。
また佃煮にすることにした。
<前回との相違点>
・水で煮た後に、1時間室内天日干し。
・調味料で煮る時に土筆がすぐ水分を吸ったので、水と出汁を加えた。
・煮た時間は10分程度。(前回の約半分)
※歯ごたえがあり、土筆を食べているという食感に満足。
前回より生長した土筆であったこと、
天日干しを長くしたこと、
煮る時間の短縮などによるものだと思う。


トッピングを変えて
P3
そのままのもの
鰹節を混ぜたもの
いり粉を混ぜたもの

至福の時間
夕陽や夕焼けを待たずして、土筆をチビチビと食べながら、ビールをグイグイ!
土筆の佃煮は、貧しさと贅沢さが同居した料理だ。
だが、だが、至福の時間!

今日より明日の方が旨くなる
佃煮だから、今日より明日以降の方が、もっと美味くなる。常温で。