ローズマリー:1万3299ベクレル
レモンバーム:589ベクレル
2011年産・千葉県柏市の自宅のハーブ
●チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~ 2012-08-26
千葉県柏市の庭のローズマリー(2011年)のセシウム。
http://ameblo.jp/c-dai/entry-11332847524.html
(一部抜粋)
昨日は、今年の夏に収穫された、お茶にして飲めるハーブの「レモンバーム」を測りました。結果は、「589ベクレル」と非常に高い数値が出まして、「これを飲むのは危険」だと皆さんに呼びかけたんですけれども・・・。
放射能に気を付けるのは「風評被害」という世の中なので、589ベクレルのハーブに対し、安全野郎の皆さんは、こうやって罵ってきます。
「プギャー! ハーブって、何グラムだよ!どんだけ飲むつもりだよ! こんなもので、危険と言うのは、社会の不安を煽ってる!風評被害だ!この絆破壊の非国民野郎!」
ところが、こうして「放射能を気にするな!」と言い続けてきた結果が、放射能に気を付けると「放射脳」などと言われ、恥ずかしい思いをする世の中を作り出してしまったのです。
だから、高線量地域で自家栽培したハーブを「風評被害だから」と気にせずに出した結果、とんでもない内部被曝を喰らう可能性はゼロと言えません。これは非常に忌々しき事態です。
ハーブには気を付けるべき!
おそらく、これだけ言っても、安全野郎の皆さんには、これを風評被害の拡大としか受け取らないのだと思いますが、本来ならば、「風評被害」などと言う前に、本当に注意が必要なものを明確にする努力が必要でした。
さて、今回検査をするのは、千葉県柏市の自宅の庭先で栽培されたローズマリーです。収穫されたのは、去年(2011年)の夏でした。
ローズマリーは、お香として燃やしてみたり、あるいは、料理のアクセントに使われますが、物によっては、かなりデンジャラスです。
このハーブもまた、気配り100%のガイガーヌ柏さんから預かった検体ですが、昨日のレモンバームと同様、ローズマリーも!
だいたい0.1マイクロシーベルト前後の上昇。千葉県柏市のようなホットスポットでは、誤差と言えなくもない範囲なのですが、結果は・・・!
1万3299ベクレル。
思わず目を疑うような数値なので、二度見、三度見をしてしまうレベルかもしれませんけど、千葉県柏市の庭で取れた去年のローズマリー。
空間線量が0.3~0.4マイクロシーベルトの千葉県柏市で、これくらい高い数値が出るので、福島県などの高濃度汚染地域で、去年に採れたローズマリーは、もっと汚染度が高いということ。
「庭のハーブは食うなよ!!」
これだけは絶対に伝えなければいけません。流通しているものは、「100ベクレル以下」が義務付けられているため、モンスター級の汚染に出会う確率は少ないですが、市場を介していない自家製のものは、十分に注意が必要です。
ハーブがセシウムを吸着
●参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」 2012年07月04日
ハーブがセシウムを吸着
http://blog.goo.ne.jp/q0611/e/e9a1261a046385dcaf2b419c0c79c023
放射能汚染からの除染に関しては様々な技術が開発・提案されているところですが、今日はハーブがセシウムを吸着し、結果として放射能除染をしてくれるという技術を紹介したいと思います。
放射性物質であるセシウムは、ゼオライト等の鉱物によって吸着させる方法が一般的で、福島第一原発の汚染水循環処理においてもこの技術が活用されています。
しかしながら、こうした除染方法は大きな施設が必要であり、町の隅々にまで「除染」を広めることは難しいのが現状です。
そこで、ここで紹介するハーブ除染法が注目されようとしています。
ハーブは土壌中のカリウムを多く吸収しながら成長します。ヨーロッパでは古くから土壌改良をしてくれることが知られており、病原菌を減らす植物として広く普及していたそうです。
実はハーブが吸収するカリウムがセシウムと似た成分なのです。
つまり、ハーブが成長する過程で、土壌にしみこんだセシウムを吸収してくれるので、結果として除染になるのです。
ある実験によると、ハーブを使った除染では一般的な方法の9倍から10倍の除染効果が確認されています。
もし、ハーブを活用した除染法が確立すれば、電気も不要で、ハーブの癒やし効果も得られるなど、一石何鳥にもなる除染となるのです。
今まさに進んでいるハーブによる除染法について、また新しい情報がありましたら報告させていただきたいと思います。
Cookingでは、汚染された地域のハーブは食べるな!
Gardeningでは、汚染された地域の除染に活用!