NAVERまとめにまとめる前の原文を公開します。*桜ヲ愛でる日本人* 好きな花は?と聞かれたら、桜!と答える。


*桜ヲ愛でる日本人* 好きな花は?と聞かれたら、桜!と答える。
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*桜ヲ愛でる日本人* 好きな花は?と聞かれたら、桜!と答える。


ソメイヨシノ(染井吉野)の絶滅/寿命/樹命・古今和歌集の(山)桜・桜の歌「愛国の花」・桜と日本人・桜の品種・種類・名前・オオシマザクラ(大島桜) ヤマザクラ(山桜)フジザクラ(富士桜)ハコネザクラ(箱根桜)マメザクラ(豆桜)などを自分の文章と写真で、*桜ヲ愛でる*にまとめました。

桜を*桜ヲ愛でる日本人*にまとめました。

*桜ヲ愛でる日本人*
<目次>
1、ソメイヨシノは絶滅する!?
2、桜の品種/種類
3、古今和歌集の桜
4、桜の歌「愛国の花」
5、桜と日本人

写真:「歩けない階段」


1、ソメイヨシノは絶滅する!?
日比谷花壇


3、古今和歌集の桜

誰しかも とめて折りつる 春霞 立ち隠すらむ 山の桜を(紀貫之)
春霞 たなびく山の 桜花 うつろはむとや 色かはりゆく(読人しらず)

4、桜の歌「愛国の花」
「愛国の花」
昭和13年
作詞:福田正夫・作曲:古關裕二・編曲:奥山貞吉
歌手:渡辺はま子・淀かおる・有山麻衣子など
歌詞:

真白き富士の けだかさを  こころの強い 楯として
御国につくす 女等(おみなら)は  輝く御代の 山ざくら
地に咲き匂う  国の花

老いたる若き 諸共に  国難しのぐ 冬の梅
かよわい力 よくあわせ  銃後に励む 凛々しさは
ゆかしく匂う  国の花

勇士の後を 雄々しくも  家をば子をば 守りゆく
優しい母や また妻は  まごころ燃ゆる 紅椿
うれしく匂う  国の花

御稜威(みいつ)のしるし 菊の花  ゆたかに香る 日の本の
女といえど 生命がけ  こぞりて咲いて 美しく
光りて匂う  国の花

ユーチューブ


2、桜の品種/種類
花が咲き、散り、葉が茂るソメイヨシノ。
花と葉が同時のヤマザクラ。
樹齢はヤマザクラの方が永い。

カンヒザクラ(寒緋桜)
寒緋桜は、濃い紅色の釣り鐘状の花で、1月から咲き始める。
他の桜とは花色や形が明らかに違う。

カワヅザクラ(川津桜)
早春に咲く川津桜は、花色がピンク色で寒桜の仲間。

ソメイヨシノ(染井吉野)
徳川末期、江戸染井の植木屋が、オオシマザクラとエドヒガンが自生している伊豆半島からサクラを持ち帰って、「吉野桜」の名で売り出し、明治33年に「染井吉野」と名を改めたとされる。
また、竹中要博士によるオオシマザクラとエドヒガンの交雑種の他、他の桜も関わっているという説や雑種ではないといった説もあったが、静岡大学や千葉大学の研究により、「オオシマザクラとコマツオトメのようなエドヒガン系品種との交配でソメイヨシノが出来た」とされる。やっぱり一番目立つ桜。

オオシマザクラ(大島桜)
白い花と同時に緑色の葉を展開する。
若葉を塩漬けにしたものが桜餅などに使われたり、数々の園芸品種の親株や他のサクラの接ぎ木の台木にもされる。オオシマザクラはヤマザクラ群。

ヤマザクラ(山桜)
花と同時に赤茶けた色の葉を展開する。
花色は一般的には白や淡いピンク色だが、濃い色や先端の色が濃いものなど変化も見られる。山地に広く自生し、樹齢500年を越えるものもある。
奈良県の吉野山は昔からヤマザクラの名所として有名で、約3万本が植えられている。静岡県富士宮市には、日本最古級で特別天然記念物指定ヤマザクラの狩宿の下馬ザクラが有名。

フジザクラ(富士桜)/ハコネザクラ(箱根桜)/マメザクラ(豆桜)
富士山や箱根、伊豆半島、本州の中部などに自生している。
花は1〜2cmで小さく、樹高は他の桜に比べて低い。
花色は白からピンク色で、下に向いて咲く。濃い目のピンクの花色種が多い。

ヤエザクラ(八重桜)


花紀行・花おりおり「桜の品種」
http://www.uchiyama.info/hana/hana/hanaki/mishima/

5、桜と日本人
「日本の花」と言われて桜を思い浮かべる人や
「好きな花は?」と聞かれれば「桜」と答える人も多い。
「桜月夜」は桜の咲く朧月夜(おぼろづきよ)のことで
「花冷え」「花雪洞(ぼんぼり)」「花篝(かがり)」は
「桜」の名を使わず桜を表現した言葉。

日本人にとっての桜は、時代背景とともに変遷を辿り現在に至ります。
古代の人々は山々に咲く桜の花々の咲き方に、その年の稲の実りの豊凶を占い、
武士や軍国主義の時代には、生命に対する考え方の象徴として、
人々の前に掲げられたといいます。
桜の散り際や散りゆく様、散った花びらも美しいと感じる日本人。
その情景に思いを重ねる日本人独特の感性は平安時代からとされる。
これからも刻まれ続けていく日本人と桜。

「散りゆく瞬間に無常を思う」

*桜ヲ愛でる日本人*を
ご拝読いただき、ありがとうございました。

桜〓愛でる
<後記>
以上、【桜を愛でる】をまとめました。
文章:自分でまとめたもの、写真:自分で撮影したもの